日記
2014年02月25日
「天神講」残って欲しい日本の行事
「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」
平安時代、都から大宰府に左遷された菅原道真公が詠んだ歌なのです。
2月25日は学問の神様とよばれた菅原道真公の命日にあたります。
また天神様の日とも呼ばれていました。
皆さまの住んでいらっしゃるところではどんなことをしていらっしゃいますか?
私の住んでいる地方は天神講あるいは天神様と呼んで、この日は文武両道の神様をまつり祈願したものでした。
幼い小学校のころ、両親は必ずといっていいくらい毎年、菅原道真公の掛け軸を床の間にかざり、鯛、海老、松竹梅などの生菓子をお供えし、私たち子供の学業成就と健康をお祈りしたものでした。
天神様の前で墨をすり「筆で習字を書くと、字が上手になるよ」と言われたものでした。
素直に従って字を書いたり、教科書を読んだりしたものです。
次の日は大きな鯛などの生菓子(外皮は白あん、中身は黒あん)を切り分けてもらい食べることがなによりの楽しみなことでした。(今は殆ど粉菓子になっているようです。)
この天神様の行事も残ってほしい日本の行事のひとつですね。
2014年01月31日
母の死と死生観
過日はブログ記事のお詫びをさせていただきました。
そのご、またまた老いた母が入院し看病でブログ綴りを中断せざるをえなくなり本当にご無沙汰続きです。
母は手を尽くし看病したものの老衰のため92歳の生涯を閉じてしまいました。
くしくも今は亡き父の命日と同じ23日でした。
改めて夫婦の絆の深さを思い知ったのでした。
信心深い母は父亡きあと、お仏壇にお参りをし正信偈を唱えることを日課としていました。
来る日も来る日も読経しつづけた正信偈は破れんばかりでした。
仏教用語に「読み破る」という言葉があるそうですが、まさにそれを地でゆく信心の人でした。
南無阿弥陀仏を唱えれば救われると口癖のように生前母は言っていました。
私は若いころ「南無阿弥陀仏を唱えるより実践することが一番大切なことよ」と生意氣なことをいっていたもので
した。
亡くなってようやく氣づくことの何と多いことかと思われます。
大正、昭和、平成にわたって生き抜いた、たくましい母の姿、そして荘厳な死をとおして遺族、とりわけ多感な少
年に死生観を教えてくれたことでしょう。
亡くなる前日まで笑顔の母でした。今は安らかならんことをお祈りするばかりです。
今日もご訪問くださいまして、たいへんありがとうございました。
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2014年01月19日
ブログ記事のお詫びを申し上げます。
私のブログをご訪問、ご覧いただいて下さいます皆さまに、ご心配やご迷惑
をおかけいたしましたことをまずもってお詫び申し上げます。
じつは新しいブログの書き方を教えていただき、ちょっとテストのつもりで下書
きをしたのですが、その仮の記事がネット上に出てしまったのでしょうか?
あまり詳しく知らない私は、多分そのことだと思いまして、先日1月11日
のブログ記事「古い火鉢や水甕をガーデンアクセサリーに」のタイトルで綴ら
せてもらったその記事を削除させていただきました。
私の好きな古い甕を使った水生植物のことを綴ったブログでしたので、残念
でした。
再度この記事につきましては、ブログに綴らせていただきたいと思っておりま
す。
私のブログ「ナチュラルガーデニング生活」を訪れてくださいます皆さまに
ご迷惑をおかけましたこと、こころから深謝申しあげます。
また、そのうち再開させていただきたいと思っておりますので、旧に倍してどう
ぞよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しき折お体ご自愛くださいませ。
今日もご訪問くださいまして本当にありがとうございました。